腹腔鏡下手術

腹腔鏡をご存知ですか。

昔はおなかの手術といえば開腹手術でよく冗談で「切腹された」という人がいました。確かに上下左右はちがいますが、胃がんの手術では「みぞうちのあたりからへそ下まで数十センチの傷」になります。傷が大きくなればなるほど手術後の痛みや合併症が多くなります。

できるだけ小さな傷で手術をする方が患者さんにとっては侵襲が少なくてすみます。そこで腹腔鏡というカメラを使っておなかの中をテレビモニターに映し出し手術をすることが考えられました。それが腹腔鏡下手術です。はじめは胆石の手術によく使われていましたが、最近はあらゆる手術に使われるようになってきています。

消化器外科領域では食道がん、胃がん、大腸がんの手術にも使われはじめています。

しかし高度な技術を必要としますのですべて腹腔鏡下手術ができるとは限りません。また、日本内視鏡外科学会ではできるだけ安全に手術が行われるように技術認定をおこなっています。

 

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腹腔鏡下手術

 

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